" /> 特別訪問看護指示につて初心者向けに解説しています。実際の現場の温度感も記載しています | ぼちぼち あんこ

特別訪問看護指示

訪問看護

こちらも医療保険での介入になる指示制度です。
訪問看護では、ちょくちょく突然入る指示になります。
始めた頃は「なにそれ?」と思って先輩方を見ていました。
これが入ると、ステーションは少し忙しくなります。なので、ちょっと大変なんだろうなと漠然と思っていました。

定期訪問とは違い、医師が必要と判断したタイミングで行われる“臨時の訪問”が特別訪問看護指示です。


この記事では、特別訪問看護指示の仕組み・対象者・実際の現場での温度感をわかりやすく解説します。
訪問看護を始めたばかりの人向けに内容となっています。

特別訪問看護指示とは

医師が必要と判断した場合、発行される指示書です。
特別訪問看護指示書が交付されると、原則14日間、毎日でも訪問が可能になります。
医療保険・介護保険どちらの利用者でも発行可能で、特別訪問看護指示がでると医療保険での対応となります。
医師が「頻回な観察・処置が必要」と判断した場合に利用されます。

どのような人が対象ですか?

退院直後で状態が安定していない人
病状急変した、悪化の兆候がある人
新な治療や処置を始めた人
終末期で、日々状態が変化する人
など、看護師が定期的に訪問し、状態観察が必要であると医師が判断した場合に出る指示書です。

実際の現場での温度感

在宅で高齢者の介護をしている方にとって、状況が悪くなっても病院まで連れていくことは一苦労です。入院させたほうがいいのか、自宅で様子をみていいのかという判断ができない時に看護師が訪問し判断できるため利用者さんの安心感につながっていると感じます。
また、入院させるのではなく、自宅で療養させたいと思っている利用者さん、そのご家族には看護師が訪問し、点滴や処置が行えることは心強い制度だなと

実際に点滴を行ったり、酸素導入したり、褥瘡処置を行ったりと特別訪問看護指示が入ると濃厚に利用者さんと関わります。
在宅で過ごすことができるように自分たちが力になれる、こういった関わりができることが、訪問看護の面白いところだなと私は思っています。

まとめ

特別訪問看護指示は、急性増悪時や退院直後などの頻回な観察や対応が必要な場合に、医師の判断で14日間集中的に訪問できる仕組みです。
在宅で安心して暮らせるために、状況が変化しても入院することなく自宅で療養ができるように必要な指示になっています。

このような制度、仕組みが在宅療養を支える重要な役割を担っています。

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