働くお父さん、お母さんが増えている中、長期休みの過ごし方が課題です。
学童が利用できれば、安心ですが地域によって利用できる学年はバラバラです。私の地域では3年生から利用できません。
かといって、仕事も休めません。
「子どもの留守番中に泥棒が入ってきて遭遇した」といったニュースも見かけ、不安になる事件・事故が増えてきています。
この記事では、我が家がこの夏に導入した“留守番の際のルール”や“準備したアイテム”、“緊急時の連絡手段”などを、実例とともにご紹介します。
こちらを一読していただいて、安心して長期休暇を乗り切りましょう!
学童保育以外の社会資源を利用する
▶民間学童保育
英語・プログラミング・運動など習い事併設型もあります。
公立の学童より高額(月3〜6万円以上)にはなりますが、習い事代を含めると思うとまずまずかと思います。
地方は民間の学童保育の数が少ないというのが現状です。利用したいと思われる方は、ご自宅の地域の民間学童を調べてみてください。
▶ファミリーサポート(有償)
地域で子育て支援を行う有償ボランティアです
送迎・預かりをお願いできます
利用料は1時間あたり500〜800円程度(地域差あり)。
※詳しくは各自治体のファミリー・サポートを確認してください。会員登録が必要な場合があるので、事前に申請する必要があります。
▶シッター制度
小学生の夏休み対応のシッターさんもいらっしゃいます。
一度、お住まいの地域で夏休み、スポット的に利用できるシッターさんがいらっしゃらないか検索してみてください。
▶ママ友と協力
ママ友とお互いの休みのを共有して、子どもを順番に預け合いをするという方法です。ママ友が協力可能であればこの方法も取り入れるといいかと思います。なにより、友達といれる利点があります。

民間学童を利用するとかなり高額なり、我が家の家計状況では無理と判断。
ママ友協力は私だけ5日勤務のため、預けるばかりで気が引けて断念。
ファミリーサポート制度で知らない方が家に入るのにも抵抗があり。
結論、子どもだけで自宅で過ごす方法を取りました。
留守番時に役立つツールと連絡手段
<緊急連絡に活用>キッズフォン
緊急の連絡手段としてキッズフォンををもたせることにしました。
スマートフォンを持たせようかと悩みましたが、利点欠点を調べキッズフォンを選択しました。
キッズフォンの利点
- キッズフォンは機種代金を除くと毎月500円前後の費用で利用できます。
- キッズフォンは電話帳に登録したところにしか電話連絡・メールができません。
- 電話帳登録はパスワードを知っている人しかできないので、友達の連絡先を勝手に登録することなどはできません
- メールは使用できます。ちょっとした連絡にメールでやり取りできるのは仕事中はありがたいです。
- 防犯ブザーやGPS機能が搭載されており、子どもが危険を感じた際に保護者へ即座に通知できます。
- 現在地を確認できるため、安心感が得られます。
- 多くのキッズ携帯はインターネットの閲覧が制限されており、有害サイトへのアクセスが制限されています。
キッズフォンの欠点
- 親と同じキャリアであれば、位置情報等を共有できます。
我が家は途中で親の携帯を格安SIMに変更したため、位置情報を共有できなくなっています。
ただし、メール・電話等はできるためそのまま使用する形にしています。 - 同一キャリアでないとSMSメールが使用できなくなります。
ここは、Eメールアドレスをキッズフォンに登録し対応しています。 - LINEなどは使用できない
LINEなどの無料通話アプリのは使用できません。

キッズフォンの利点・欠点をまとめました。
これを読んでいただいて、キッズフォンをもたせるか・スマートフォンをもたせるかを選択する時のお役に立てていただけたら嬉しいです。
離れていても自宅の様子が見える。ネットワークカメラのススメ
ちゃんと家にいて留守番しているのか、様子が見たい!という方にオススメのツール
「ネットワークカメラになります」
楽天、Amazon等で購入できます。
【購入価格はどれくらいか】
カメラのレベルによりますが4000円〜2万までと価格幅があります。
どの程度のスペックを求めるかで変わってきます。
【取り扱い・設置は私レベルでもできるか】
ネットワークカメラの設置、簡単にできるか調べてみました。
最近では、4,000円前後の小型ネットワークカメラも増えており、組み立て不要・設置もUSB電源につなぐだけという、非常に簡単な製品が多くあります。
【初期設定もスマホでOK】
専用アプリをスマートフォンにダウンロードして、カメラとリンクさせるだけ。
設定もそれほど難しくなく、アプリの案内に沿って進めれば初心者でも迷いません。
【対話可能なスピーカ機能】
製品によっては、スピーカー機能や双方向通話機能付きのカメラもあり、防犯対策としても活躍してくれます。
【カメラ購入時の注意点 Wi-Fi帯域】
ネットワークカメラの購入時に、Wi-Fiの帯域に注意してください。2.4GHzのWi-Fi帯にのみ対応している場合もあります。
5GHzのWi-Fiでは接続できない場合があるため、購入前に必ず確認しましょう。
※2.4GHzは壁や障害物に強く、遠くまで電波が届きやすいです。ネットワークカメラを玄関・屋外・2階などに設置する場合、ルーターからの距離があっても安定しやすいという利点があります。

ネットワークカメラを購入する手前まできましたが、小学校高学年の兄弟の反発にあい、断念しました。
低学年の留守番の場合は、安心材料のひとつとして取り入れることを考慮してください。
お留守番時のルール
次に我が家が決めた留守番のルールをご紹介します。
- 家の外に出ない
親が不在の時は、友達の家に遊びに行ったりと外に出ないようにしました。
理由は事故等、なにかあった場合対応できないからです。 - インターフォンがなっても出ないようにする
宅急便等、来訪者があっても出ないようにしました。危険防止のためです。 - 必要な勉強をおいておく。
留守番中にゲームやyoutubeばかり見ていては勉強についていけなくなります。
そうはならないように、夏休み対策用のドリル等を買ってやるようにしておきます。 - 定期的に連絡をいれる
「今なにしてる」などといった連絡を定期的に入れてもらうようにしています。
そうすることで、仕事先からも状況がわかるので安心します。
もし、子どもたちで対処できない事案が起きたら?
どんなに対策をとっていても、ひょんな事に子どもたちで対処できない事が起きる可能性は十分あります。
我が家の周辺では同年代の子どもが沢山住んでいます。
子どもたちで対処できないと思ったら、ご近所を頼りなさい!と伝えています。
もちつもたれつですね。近所に同年代の人がいなくても、外にでて誰かに頼るように教えておくと良いと思います。
長い夏休みを安心に乗り切りましょう
我が家が準備したアイテムやルールなどご紹介しました。
最初は心配していた留守番も『ルール』『連絡手段』『準備したアイテム』によって、子どもたちは安心して留守番に挑戦できるようになりました。
大事なのは『これなら安心』と親も子も納得できる仕組みを事前に整えることです。
夏休みまであと少し。準備万端にして楽しい夏休みにしましょう。
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