在宅でも導入されるようになってきたインシュリン注射「®アウィクリ注フレックスタッチ」
(以下、アウィクリ注射とします)
1週間に1回、注射するだけでよいという利点。
これまでのインシュリン注射のことを思うと、注射負担が少なくなり、便利なものがでてきたという印象です。
アウィクリ注射について情報をまとめました。
実際の現場で気をつける事など、記載していきます。
アウィクリ注射とは
アウィクリ注射とは高濃度で皮下注射後にアルブミンに結合し、
約1週間の持続効果を発揮します。
2025年12月から長期処方が可能になり、在宅利用者に使用しやすくなりました。
インシュリン注射を毎日打つ必要がなくなります。
そういった利点からか、従来のインシュリン製剤からアウィクリ注射に移行してきている印象です。
今までのインシュリンと比較
従来インシュリンと比較し
・毎日打たなくてよい
・打ち忘れが起こりにくい
・毎日針を刺す苦痛が少なくてすむ
などといった利点があります。
訪問看護では、インシュリン注射実施日に訪問をするように変更しています。
自分で投与できる人は確認する
自分で投与できない人は看護師が投与をする
というかんじです。

アウィクリ注射どんな人がむているか
- 毎日の自己注射が負担な人
⇒週1回になります。 - 高齢で管理が難しい人
⇒訪問看護などのサービスを週に1回使用すればOK - 注射忘れが多い人
⇒訪問看護などのサービスを利用し訪問日に投与するようにすればOK - 在宅療養中の方
⇒週1回なので負担が減る
アウィクリ投与時の注意点
- 初めて触る場合の注意点
一回し10単位です。
今までのインシュリンは1回し1単位でした。
アウィクリは10単位になります。
空打ちも10単位となります。
投与単位を間違えないようにする必要があります。 - 低血糖発作に注意
低血糖発作に気をつける必要があります。
アウィクリは作用時間が長いため、食欲不振や体調変化で食事が食べれなくても作用してしまうという欠点があります。シックデイがある場合の低血糖発作は注意が必要です。
低血糖発作はインシュリン投与後2〜4日くらいに出現することが多いというデータが出ていいます。
看護者自身が知識として知っておくことと、利用者、ご家族に説明しておくと良いでしょう。
また、食事摂取ができない場合は主治医に指示を仰ぐ必要があるので注意しましょう。
医師との細かい連携が必要となってきます。 - 注射を忘れた場合
注射忘れをに気がついた場合、「気がついた日に打つ」ようにします。
「次の注射は打った日から4日以上開けて投与」します。
その次は1週間後に打つというスケジュールにします。 - 保管方法
従来製品と同様になります。
未使用のアウィクリ注射は冷蔵庫保管です。
使用中のものは、室温(30℃以下)保管とし、キャップをするなどして光を避けるようにしてください。
開封後は、6週間以内に使用してください。
30度を超える夏は冷蔵庫に保管することもできますが、凍結を避けてください。

まとめ
2025年12月よりインシュリン注射「®アウィクリ注フレックスタッチ」の長期処方が可能になりました。
在宅でインシュリン投与をしている方も、徐々に従来の製品から
アウィクリ注射に移行してきています。
看護師として、アウィクリ注射についての知識が必要です。
・1週間に1回の投与でOK
・一回しが10単位のため、投与数をきちんと確認して投与する。
・投与後、2〜4日で低血糖発作が多く発生しやすい。
・うち忘れた場合、気がついた日にちに打つ。その後は4日以上空けて投与。そこから1週間間隔のスケジュールに変更する。
今現在の時点で、情報をまとめてみました。
今後、現場の温度感など、追加でお知らせしたいことがありましたら、再度情報を更新したいと思います。


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