" /> 子供のスマホの持たせ方 失敗談を交えてお伝えしています | ぼちぼち あんこ

子どもにスマホを持たせて後悔しないために|我が家の体験談とルール作りの工夫

子育て

お子さんに、いつからスマホを持たせますか?
よく聞く悩みです。
我が家は携帯キャリアの安心フィルターをつけ、通信アプリはLINEとメッセージのみ。
料金プランは1番下の4Gプラン。
連絡をとるためのツールとして持たせるスマホという位置付けでした。
これだけやったら問題ないだろうと思っていました。
長男に初めてスマホを持たせたのは中学生から。
我が家の経験談をお伝えします。
まさに、典型的な失敗例。

アプリを入れなければ大丈夫と過信

子供にスマホを持たせてしばらくして気づいたのは、学校から帰ってきたらずっとスマホを触っていることです。
(疲れて帰ってきてるし、1時間程度なら・・・・)と目視していますた。
どうでしょう?
ずーっとスマホを触っています。
致し方なく「勉強は?」と聞いても無視。
ずーっとスマホをいじいじ・・・。
SNSのアプリを入れなくても、Safariで検索。
自分の好きな趣味の世界の検索。
とにかく自分の興味のあることを延々と検索して、気がつけば何時間も経ってしまいます。

「子供の可能性は無限!スマホを有効活用して勉強に役立ててくれれば!」
と思って持たせたスマホが、逆に学習から遠ざける道具になってしまいました。
我が子は分別つくだろうと思っていたのは、親の奢りでした。

いざテスト週間!それでもスマホの誘惑が勝利

中間テストや期末テストの前になると、親としては「そろそろ勉強してほしいな」と思いますよね。
でも子供は机には座っていても、手にしているのはスマホ。
「ちょっとだけ勉強しようよ」と声をかけても、Safariで趣味の検索やYouTubeの動画に夢中で全く勉強しません。
結局中1後期のテスト勉強は1日もやらず、スマホを触っている状態です。
その姿を見て、「ああ、ただ制限するだけじゃダメなんだ」と痛感しました。
勉強の時間とスマホの時間のバランスを、どう作るかが本当に難しいと感じた瞬間です。

ペアレントコンロール発動!しかし、スマホの利用時間は減らず

様子を見ていましたが、テスト成績が80点近く下がりました。
宿題も提出期限を守りません。
このタイミングを見計らって、ペアレントコントロールで制限をかけてみました。
不満そうにしていましたが、ちゃんとした原因があるのでそれほど怒ってくる事はなかったです。

→ペアレントコントロールでできることは?
1. アプリ使用の制限
・特定のアプリ(ゲーム、SNS、動画など)を使用できる時間を設定可能
・使用時間を超えるとロックされ、親のパスコードで解除できる

2. スクリーンタイムのスケジュール
就寝時間や勉強時間を設定して、スマホ全体の使用を制限

3.コンテンツとプライバシー制限
SafariやApp Storeの閲覧・ダウンロード制限
・成人向けサイトや年齢制限アプリのブロック
・課金やアプリ購入を親の承認必須に設定可能


4. 「リクエスト機能」
・制限されたアプリを使いたいとき、子供がリクエストを送ると、親が承認して一時的に利用可能にできる

すべてのアプリが使用できないように、コントロールしました。
使用したいときはリクエストを行い一定時間使用可にしました。
スマホを触らなかったかというと結論、効果ありませんでした。

ペアレントコントロールの効果なし

スマホは触らなくなったとかというと・・
結論、変わりません。
アプリも使用できないのに、何かしら触っている。
「おかしい・・なにを触っているんだ?」
確認したところ「設定」を何時間も触っていることが判明。
設定?何かできることがある?と謎でしたが
設定からYouTubeを見たりすることが可能だそうです。

結局、親の制限をすり抜けて、スマホを触るばかりでした。

親のアイディア尽きた・・・。そんな時の救世主。

とある、元教師のYouTubeをみました。
子供とスマホについての指南動画でした。
中学生にもなると、電子機器の取り扱いは親より上と思って取り掛かった方がいいかと思います。
(よっぽど詳しい保護者の方は大丈夫かもしれません。)
親があれよこれよと制限をかけても、想像の上をすり抜けます。
結論!部屋にスマホを持ち込まなくする
この方法一択でした。

これからスマホを持たす方へ

スマホは自分の部屋に持ち込まず必ず、リビングで使うといった約束をしてください。
決め事をしないと、大抵の子はスマホの誘惑に負けます。
使える場所、使えない場所を決めて使いすぎを予防してください。
リビングで使うことを守れれば、一定の制限はかけつつも自由に使用できるようにすればいいと思っています。

もう手遅れですという方へ

諦めずに交渉してください笑
私は部屋に突撃しスマホを確保したりすることもありました。
とにかく、諦めずに部屋にスマホを持ち込まないように交渉しました。
ウザイ親だったと思います。
私がしつこいから半分諦めてくれました。
親の情熱が勝ちました。

これからの方が苦労しないように

たかがスマホ、されどスマホです。
私たち大人でもぼーっとSNSを何時間も見てしまうことがないですか?
未発達の子供達が使用時間を守るということは難しい。
何の取り決めなくスマホを渡すこはやはりリスクです。

もし同じように迷っている方がいらっしゃれば、ご家庭で“わが家のスマホルール”を話し合ってみ決めてくだささい。
私の体験がそのきっかけになればうれしいです。

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