" /> 看護大学への編入について | ぼちぼち あんこ

看護師大学への編入

訪問看護

何を隠そう、私は看護大学編入経験者です。

私の目的は、大卒資格をとるためと、保健師資格を取得するために編入しました。

看護大学への編入の
メリット・デメリット、実際の温度感、よかったこと、苦労したことなどをお伝えします。
編入してみたいと思っている方の後押しになればと思います。

看護大学へ編入の対象者は?

1.看護短期大学を卒業した者、または卒業みこみの者
2.看護専門学校を修了したもの、または修了見込みの者
3.高等学校・専攻科5年一貫教育を卒業した者、または卒業見込みの者以上が看護大学編入の対象になります。


多くの大学では「3年次編入」という形で募集が行われています。
つまり・・・
大学の3年生として入学し、2年間現役大学生とともに必要な勉強を行います。

なぜ看護大学へ編入するのか?(目的とメリット)

看護大学へ編入するメリットは以下となります。

  • 学士(大学卒)の資格を取得
  • 専攻によっては保健師・助産師受験資格が与えられる
  • キャリアアップにつながる
  • 研究・論文スキルを身につけられる
  • 転職・昇進・認定資格で有利になることもある


デメリットは以下になります。

  • 1年余分に学習するため費用コストがかかることです。
  • 現役ストレートの在学生と比較すると、どうしても学力の差は少なからずある。


編入生は根性がある人が多かったです。
個別に教授の部屋に質問に行くなどして学習能力の差を埋めている人が多かったです。
私も授業だけでは理解できないところは、教授の部屋に直接行き質問していました。

やる気とガッツがある人が多いのですし、編入生で応援しあって難しい勉強も乗り越えることができるので心配せずに、編入にトライしてほしいです。

編入試験の内容と準備

  • 試験科目(小論文・面接・専門科目など)

私が受験したときは専門科目、英語、面接でした。
試験科目は受験大学によって違うかと思いますので、必ず確認して受験に望んでください。

受験費用について

国立大学 1万7千円〜2万円
私立大学 2万円〜3万5千円    
相場となっています。
願書はオンラインにて申し込みとなっているところが多くなっていますので、各自受験申し込みをしてください。

3年次、4年次でそれぞれなにをする?

3年次編入では、学士に必要で未習得の学習をしました。
あと、保健師資格に必要な単元を履修します。
看護師免許はすでに取得しているので、急性期や母性看護等の履修は行いません。

4年次では、地域実習と論文作成を行います。

編入生は比較的履修科目も少なく、授業自体は余裕があります。
看護師免許はすでに取得しているので、看護師としてバイトすることもできますよ。

編入してどうだった?

私は北陸地方にある大学へ編入しました。
編入生は10人、年齢はバラバラ。
出身地も地元の人が多いものの、関東圏から来る方もいました。
私のようにストレートではいってきたこもいれば、臨床経験がある人も。
いろんな年齢の人と勉強するのは楽しかったです。

ただし。。。
疎外感は少なからずあります。
なにをしても「編入生」というくくりで扱われます。
そりゃそうでしょうなんですが、気にすると馴染みにくくなります。
そんなことを気にせずに、サークルに入ったり等学生生活を楽しむといいのではないかと思います。

私の編入した大学はお医者さんの卵や、薬剤師さんの卵がいる大学でした。そういった方と関わるのはおもしろかったです。

まとめ

看護師としての専門性を高めるためにも、学士の学位を取ることは将来につながります。
実際、私も大学卒業後に就職し基礎給料は専門学校卒業より高い給料を得ることができました。

しかし、現在私はパートタイマー看護師。
こうなってしまうと、給料面では最終学歴はそこまで大きく関わってきません。
ですので、今となってはそこまで勉強する必要があったのかと自問自答することもあります。

とはいえ、看護師としての専門性を高める場合は進学して損はないと思います。
自分の将来のための自己投資として、編入はオススメはできます。

編入して勉強してみようか悩んでいる方への参考になると嬉しいです。


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