・脱衣所に椅子を置く
衣類の着脱にも混乱がみられる場合があります。安定のよい椅子に腰掛けて着脱できるようにします。
・浴室内にシャワーチェアーを置く
動作が不安定のため、終始見守り、声掛けが必要な場合が多くあります。背もたれ付きのシャワーチェアーを使用して介助できるようにしましょう。
・浴槽内に手すりを設置
移動動作の安定を図ります。浴室や浴槽に誘導する際に、手すりを持ってもらうと混乱を防ぐために有効です。
・サーモスタット付き水栓を使用する
湯・水の水栓の操作がわからず、火傷をすることがあります。「給湯設備の設定温度を低くする」「サーモスタット付き水栓に変更する」といった対策をとります。
・開き戸を、引き戸や折戸に変更する
「後ろに下がる」動作が苦手な方が多くいます。狭い空間でも、後ろに下がる動作をせず扉の開閉ができるよう工夫をしましょう。
・浴室を使用しないときは施錠する。
事故防止のために使用しない場合は、入れないように工夫をします。
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