がんセンター

文字通りがんに特化した病院です。他ではやらないようながん治療を行なっています。私が在職中に勤務していた部署は頭頸部がんの放射線治療、泌尿器科、肝臓がんに対する治療を行うことを主科とした混合病棟でした。

私は主に放射線治療をされる患者さんが多くいるチームでの仕事でした。放射線治療医としては有名な医師F先生が在籍されていたこともあり、全国から患者さんが治療に訪れました。他院ではなかなかできない放射線治療、また、舌がんに特化した動注化学療法などがん専門病ならではの治療の看護を行いました。

専門病院であるからこそ、その治療の看護は独自性が必要です。他ではやっていない治療イコール、看護に関する研究資料が少ないです。先輩方と、どう看護していけば患者さんの苦痛なく治療を終えられるか、日々手探りでした。

訪問看護のカテゴリーに入れていますが、訪問看護に進むまでの私の道のりです。紆余曲折ありますので、お付き合いいただけると嬉しいです。